外壁塗装の工程から最低でもどのくらいの日数が必要になるのか知ろう

外壁塗装の工程から最低でもどのくらいの日数が必要になるのか知ろう

戸建て住宅における外壁塗装にかかる日数は、平均で2週間前後です。作業に必要な工程は短縮できないため、最短でも10日ほどかかります。ただし悪天候や作業人数が少ないなどの理由から、日数が長引く可能性もあります。工程ごとにかかる日数や長引くリスクを理解したうえで、外壁塗装について考えていくことが大切です。

戸建て住宅の外壁塗装は約2週間~この日数を短縮することはできるのか?

外壁塗装にはどのくらいの日数がかかる?

 

戸建て住宅における外壁塗装の場合、施工にかかる期間の目安は2週間前後です。家の周囲に人がいるのは不安、音が気になるといった理由から、短期間で終わらせてほしいと考える方もいるかもしれません。では外壁塗装の日数は短縮が可能なのでしょうか。そこでどのような工程があるのか確認しながら、外壁塗装と日数の問題について考えてみましょう。また外壁塗装の日数について、注意が必要なポイントも合わせて確認しておくことが大切です。

 

外壁塗装にはどのような工程があるのか

 

外壁塗装における最初の工程は、足場の設置です。そして足場の設置が終了してら、最初に壁の汚れを取るため高圧洗浄が行われます。洗浄作業が終わったら、下地処理、その次に窓などに塗料がつかないようにするための養生作業といった形で作業が進められています。それぞれの工程で1日以上かかるため、ここまでの作業で早くても5日は必要になると押さえておきましょう。その後実際に塗料を塗っていく作業に移りますが、下塗り・中塗り・上塗りというように何回かにわけて塗っていくことになります。そのため塗装の工程だけでも2~3日は最低でも必要です。作業に問題がないか確認が完了したら、足場の解体といった流れとなっています。外壁塗装はこのような流れになるため、最短でも10日、平均で2週間前後かかります。

 

外壁塗装は性質上短縮が難しい

 

少しでも早く外壁塗装の作業を終わらせてほしいと考える方もいるでしょう。しかし洗浄や下塗りなどそれぞれの作業に意味があるため、作業を短縮するのは基本的に不可能です。もしも1週間で外壁塗装が終わるという業者がいたら、何らかの工程を短縮した手抜き工事の可能性があります。極端に短い工事日数を提示する業者は避けるのが無難です。また作業日数はあくまで目安なので、雨などの悪天候時には作業が進まず期間が長くなるケースも見られます。ほかにも作業する人数によっても外壁塗装の期間は異なります。2~3人で作業する業者なら2週間ほどで終わりますが、1人で丁寧に作業を行う業者の場合、1ヶ月近くかかるかもしれません。

 

外壁塗装は、足場の組み立てや洗浄、下地処理などの作業が終わってから塗料を塗っていきます。塗料も何回かにわけて塗っていくため、外壁塗装は最短でも10日、平均で2週間ほどかかってしまいます。作業を短縮=手抜き工事になってしまうため、極端に短い工事期間を提示する業者は避けるのが無難です。また外壁塗装にかかる日数は、天候や作業人数などの条件次第で長引く可能性もあります。作業期間が長引く可能性も理解したうえで、外壁塗装を検討しましょう。